
次期iPhone、2026年以降の新型モデルのチップとコードネームが判明したと噂になっています。
情報は中国のWeiboアカウント「手机晶片达人」が10月23日に投稿した内容で、標準のiPhone18にはA20、iPhone18 ProとiPhone18 Pro Max、そして折りたたみ型iPhoneにはA20 Proが載るとのことです。
A20のコードネームはBorneo、上位のA20 ProはBorneo Ultraとされます。
発売時期の見通しについては、来年一括投入ではなく段階的展開になるとの観測が強まっています。2026年9月にiPhone18 Pro/Pro Maxと折りたたみ型を先行投入し、標準のiPhone18とiPhone18eは2027年3月頃に後追いする二段構えのスケジュールをMacRumorsは伝えました。今回のBorneo/Borneo Ultraも、まずPro側にA20 Proが載るという流れと整合的です。
製造プロセスはTSMCの2nm世代が有力です。MacRumorsはA20/A20 ProがiPhone向け初の2nmとなる見込み。TSMC側も量産の時期を2025年末からの立ち上がり、26年の本格展開と位置づけています。26年分の生産枠は売り切れに近い状況との指摘もあり、アップルが2nm初期キャパシティの相当部分を押さえているとの業界の見方も出ています。
パッケージ技術では、A20世代でWMCMと呼ばれる新手法の採用が噂され、CPUやGPU、メモリを近接実装して帯域と効率を高めることで、AI関連処理の底上げや省電力性が期待されます。これも最初はPro側が先行し、標準モデルは投入時期に応じて最適化版を受ける可能性が指摘されています。
総合すると、まず2026年の上位モデル群Pro/Max/FoldにA20 Pro、その後2027年前半に標準モデル/廉価eモデルへA20という投入順が有力です。
ちなみに気になるiPhone Airのラインですが、今年のiPhone Air発表前の噂では、現行と同じ6.5インチのマイナーチェンジモデルのiPhone Air 2は2026年後半投入、画面サイズを拡大したiPhone Air 3は2027年後半投入のロードマップが伝えられていました。しかし需要が低く減産報道もあり、今後のロードマップに変更がなされる可能性もあるため注意が必要です。


















