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ペーパーライク液晶搭載モデルも。3:2画面の12.5型タブ「HONOR MagicPad 3 12.5」発表!

 Honorは、新作Androidタブレット「HONOR MagicPad 3 12.5」を中国にて発表しました。今年7月に登場していた13.3型「MagicPad 3」の派生モデルで、性能はほぼそのままに若干の小型・軽量化を図っているのが特徴です。

 HONOR MagicPad 3 12.5の筐体は、高さ277.80mm、幅190.93mm、厚さ5.88mmで、重量約528gです。13.3型モデルと比べて縦横ともに1cmほど小さく、70gほど軽量。より持ち運びやすさを意識した設計となっています。

 ディスプレイは12.5インチLCDを採用。解像度は3048×2032、リフレッシュレートは最大165Hzに対応します。アスペクト比は約3:2と、タブレットでは「Xiaomi Pad 7シリーズ」等で採用されている比較的珍しいタイプ。画面分割をしても各アプリ領域を広く確保でき、マルチタスクもしやすいサイズ感です。

 心臓部となるSoCは、Qualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」で、こちらは13.3型モデルから据え置き。現在ではもう2世代前のチップにはなるものの、Antutuスコアは約200万点と、最新の重量級ゲームも楽しめるスペックがあります。

 本機は一般的な光沢パネルを備える通常版(标准版)に加え、紙のような質感のペーパーライクディスプレイ版(柔光版)を用意しているのも面白いところ。光の映り込みを98%カットし、筆記抵抗を38%増したとのことで、フィルムに依存せずとも紙さながらの描き心地を体感できそうです。

 シリーズの他機種同様、スタイラスペン「Magic Pencil 3」も利用可能。イラスト制作や手書き用途などクリエイティブな場面では、12.5型モデルが優位性を発揮するかもしれません。

 13.3型モデルで広角+マクロの2眼構成だったリアカメラですが、本機では1300万画素(F2.0)単眼に。フロントカメラも900万画素→800万画素(F2.2)と若干ながらスペックダウンしています。カメラ性能については必要最低限といった印象です。

 OSは出荷時点ではMagicOS 9.0.1(Android 15ベース)ですが、OTAによりMagicOS 10(Android 16ベース)へ更新可能としています。最新OSにはマルチウィンドウ・画面分割等の機能が備わっており、PCライクに利用できるようになるとのこと。

 カラーは放青松(グリーン系)、好运紫(パープル系)、月影白(ホワイト系)、星空灰(グレー系)の4色展開。先述したスタイラスペンのほか、カバーになるスマートキーボードもオプションで用意されています。

 価格は以下の通り。

  • 8GB/256GB:2699元(約5万8378円)
  • 12GB/256GB:2999元(約6万4867円)
  • スタイラスペン(Magic-Pencil3):499元(約1万793円)
  • スマートキーボード(智能键盘):499元(約1万793円)

 つい先月に13.3型モデルの上位版「HONOR MagicPad 3 Pro」が出たばかりでの発表となった本機。差別化を図るのであればもう少し小型にしてもよかったのではと思いますが、価格は他モデルよりいくらか安いので、性能を考えるとコスパは悪くなさそうです。

OS MagicOS 9.0.1(Android 15ベース)
※OTAでMagicOS 10(Android 16ベース)へ更新可能
SoC Snapdragon 8 Gen3
メモリ 8GB / 12GB
容量 256GB
画面 12.5型 LCD(3048×2032、最大165Hz)
カメラ 1300万画素(F2.0)
インカメラ 800万画素(F2.2)
電池 10100mAh(66W急速充電対応)
寸法 277.80 × 190.93 × 5.88 mm, 約528g
その他 スマートキーボード・スタイラス対応(別売)、ペーパーライクディスプレイ版あり
情報元Honor
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