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神話が始まる。リークされた次期AI「Claude Mythos」がヤバすぎる

 次の切り札が、こぼれ落ちた。

 ペンタゴンの排除などのニュースで、注目を集めているAnthropicのAI。この未発表モデルをめぐる情報が思わぬかたちで表に出ました。

 発端は、Anthropicが使っていた外部CMSツールの設定でした。公開サイトに載っていないブログ関連アセットがおよそ3000件、ログイン不要でたどれるデータキャッシュに置かれており、研究者とFortuneがその内容を確認しました。Anthropicは連絡を受けた後にアクセスを制限し、原因をCMS設定上の人的ミスだと説明しています。

 そこに含まれていた下書きが映していたのは、Anthropicの次の主役候補AIモデルです。文書には「Claude Mythos」という名前が登場し、Opusを超えるクラスとして説明されていました。Opus、ただでさえ賢いのに、それを超えてくるんですね……。

 さらに下書きでは、ソフトウェアコーディング、学術的推論、サイバーセキュリティでClaude Opus 4.6を大きく上回る性能が示唆。ただし、具体的な数値はまだ出ていません。完成したスペック表は伏せたまま、それでも上位モデルの気配だけは濃く伝わってきます。正式発表前の最上位ラインを、ショーケース越しに先取りして見せられたようなものです。

 名称が面白いですね。これまでのモデル名の命名規則は以下のように統一されています。

  • 下位:Haiku=俳句
  • 中位:Sonnet=ソナタ
  • 上位:Opus=作品
  • 次期最上位?:Mythos=神話

 Mythosは、原語は古代ギリシャ語のμῦθος(物語・神話)、現代英語では「神話体系」「世界の根底にある大きな物語」。別格の存在、最上位モデルであることを示唆するネーミングと読めます。

 とくに目を引くのは、サイバー分野での強さです。流出文書では、このモデルが他のAIよりサイバー能力で大きく先行しているとされ、脆弱性悪用の波が防御側を追い越す未来への懸念もなされていました。

 そのため、まずは防御側の組織に早期アクセスを提供し、コードベースの耐性を先に高めてもらう方針が示されていました。それだけ高知能なモデルってことですね……。

 Anthropicが公式に認めたのは、推論、コーディング、サイバーセキュリティで意味のある前進を持つ汎用モデルを開発し、少数の早期アクセス顧客で試験しているという点です。会社はこれを「ステップチェンジ」に当たる水準だと位置づけ、これまでで最も高性能なモデルだと説明しました。

 一方で、一般提供には慎重で、運用コストの高さもにじませています。

 それでも、特定領域ではもう市場を揺らすだけの切れ味を備え始めています。Mythosの漏えいは、その次の一手がかなり鋭いことを先に見せてしまった出来事だといえます。

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