セキュリティ カテゴリの記事一覧
兵庫県警アラートループ家宅捜索事件、弁護士費用を募る寄付呼びかけ
非営利の一般社団法人日本ハッカー協会は、兵庫県警による不当摘発の疑いが強いアラートループ家宅捜索事件について、寄付を呼びかけました。寄付はこちらから。現金、仮想通貨にて。短いJavaScriptの無限アラートの記述されたページへのリンクを貼った3人のうち、兵庫県警が1人を補導、2人を家宅捜査したこの事件。一般メディアは「不正プログラム」「ブラクラ(ブラウザクラッシャー)」などと報じているものの、こ...
兵庫県警、ジョークプログラムで不当摘発。
「不正なプログラムのアドレス」を書き込んだ疑いで、兵庫県警が1人の女子中学生を補導、他2名の男性を家宅捜索、今後書類送検するとNHKが報じました。画面の真ん中に「何回閉じても無駄ですよ〜」という文字や顔文字などが表示される、という報道内容から、数年前から存在する有名なブラクラであることを簡単に突き止めることができました。ソースを見ると全く特殊なものではなく、JavaScriptのfor文をループさ...
追記あり:当局が令状なしでスマホゲームから位置情報取得か
共同通信は、当局がスマホゲーム会社を通じて位置情報を取得していると報じました。当局とは当然ながら警察を指すものと見られます。ゲームタイトルや会社名は不明。2019年1月14日1時19分追記:中日新聞によると、検察当局が、警察の協力を得て、顧客情報を入手できる企業など計約二百九十団体のリストを作成、内部で共有。最高検は情報公開請求に対し、リストの存在を認めるも開示を拒否。公共交通機関や商品購入の履歴...
ポーランド当局、ファーウェイ社員をスパイ容疑で逮捕
Bloombergによると、ポーランドの国営メディアTVPは、Huaweiの中国人従業員(仮名 Weijing W.)と、ポーランド諜報機関で上級管理職だったポーランド人(仮名 Piotr D.)を逮捕したと報じました。このHuawei社員は公的機関への販売を担当する中国人。もうひとりのポーランド人は携帯キャリアOrange Polska SAで働いていたとのこと。2人の容疑はポーランドに対するス...
安全?危険?ファーウェイ、日本向けに声明発表。
Huaweiがプレスリリースを公開従来通りの原則を改めて表明中国メーカーHuaweiの日本法人にあたる華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、日本法人社長である王剣峰(Jeff Wang)名義にて、「ファーウェイ・ジャパンより日本の皆様へ」と題したプレスリリースを公開しました。 (2015年にHuawei Japan社長に就任した王剣峰氏)それによるとHuaweiはサイバーセキュリティの...
チェコ情報機関、中国メーカー製通信機器の脅威を警告。国家情報法懸念か
ロイター通信が報じたところによると、チェコ諜報機関NCISAが、HuaweiやZTEの機器を使用することがセキュリティ上の脅威になると警告しました。チェコの携帯キャリアの通信機器ベンダーの選定に影響が出る可能性があります。通信機器メーカー大手のHuaweiは、中国政府との関係から西側の諜報を行うのではと懸念され、Huaweiはこの疑念を繰り返し否定しています。NCISAのDusan Navrati...
ファーウェイ、批判報道に対し法的措置。「スパイウェアに似た挙動」
ファーウェイ日本法人は、「『スパイウェアに似たような挙動をする』という事実無根の報道について」と題したプレスリリースを発表しました。それによると、ファーウェイのスマートフォンが「スパイウェアに似たような挙動をする」「スパイのような動きをする“悪質”なもの」と報道されたことについて、事実無根であるとし、こうした根拠のない批判報道に対して法的手続きを進めていると発表しました。該当の報道はFNNによるも...
ファーウェイ、「余計なもの」「仕様書にないポート」に反論。
Huaweiは、製品のセキュリティ上の懸念に関する根拠のない報道についてと題したプレスリリースを公開しました。それによると、Huaweiは、各国政府やユーザーのセキュリティに関する懸念を理解しており、各国や地域の法規制や国際電気通信規格を遵守し、高いセキュリティの確立に会社の重要方針として取り組んできたとし、自社の商業的利益をこれに優先させることはないとしています。また、「製品を分解したところ、ハ...
トレンドマイクロ、一部アプリの配信を再開
AppleのiOS向けアプリストア「App Store」にて、2ヶ月以上に渡って削除されていたトレンドマイクロ製のアプリのうち、一部アプリの配信が再開されました。配信が再開されたのはパスワードマネージャー、ウイルスバスター for Home Network、フリーWi-Fiプロテクション。依然として、複数のアプリ群が削除されたままの状況となっています。その中には主力製品ウイルスバスターモバイルも含...
トランプ大統領のiPhone、中国やロシアが盗聴していることが明らかに
米NewYork Timesは、中国やロシアがトランプ大統領の電話を盗聴していると報じました。情報源はアメリカ政府関係者。トランプ大統領の補佐官は通話が安全ではないと繰り返し警告しており、ホワイトハウスの関係者も機密情報を通話で話すことを控えるよう求めているとのこと。関係者によれば、大統領が所有するiPhoneは3台。このうち2台は、あのアメリカ国家安全保障局(NSA)が、能力を制限し脆弱性を塞い...
中国チップ混入とのブルームバーグ報道、Appleが訂正要求
Apple社のティム・クックCEOは、Buzzfeed Newsのインタビューに応じ、中国人民解放軍がAppleのサーバーにスパイチップを埋め込んでいたとの報道を否定、訂正するよう求めました。Bloomberg Buisinessweekは複数関係者を取材した「どのように中国がマイクロチップを米トップ企業に浸透させたか」という調査報道記事を発表。Apple含むテクノロジー企業がハッキングを受けたと...