本日4月4日より、日本全国に展開する大手流通グループであるイオンは、Googleの「Nexus 4」を発売しました。全国で170店舗、計8000台限定とのこと。
NTT docomoのネットワークを用いたMVNOの日本通信との協業によるもの。スマートフォンの本体代金の分割払いと通信料金をあわせても、合計2980円(税抜き)で済むコストパフォーマンスのよさとわかりやすさが魅力のサービスです。
内訳としては、本体代金が3万4080円で、2年の分割にすると1ヶ月あたり1420円、SIMカード(スマホ電話SIM フリーData)の料金が1560円/月となっています。通話も可能で、通話料は使った分だけ発生。ただし、データ通信は200kbpsの制限があり、高画質な動画のストリーミング再生は期待できないでしょう。
また、2年以内での解約でも違約金がかからないという点は素晴らしいですね。
販売される端末が、GoogleのピュアAndroid端末「Nexus 4」であるというのも面白い点です。製造はLGエレクトロニクス。4.7インチHD液晶、Snapdragon S4 Pro クアッドコア 1.5GHz、2100mAhバッテリーを備え、実行用メモリは2GBなど、今でもそこそこ通用するスペックを持っています。
現在、携帯各社はユーザーに一律7GBを5985円で押し付けるなど、(3GBで安めのライトプランを用意しているNTT docomoのAndroidを除いて)カルテルの様相を呈していますが、こうしたMVNOの面白いサービスは、そんな状況を突き崩す可能性を秘めており、見守りたいところです。
情報元:イオン