「Pebble Time、欲しいなあ。」としばらく前から指を咥えて見ていたのですが、最近のドル円が乱高下する最中、円が暴騰した際に意識を失い、気付いたらポチっていました。
お値段は公式価格で$199.99で、シンガポールから通常輸送で1週間ほどで神奈川の自宅に到着しました。
装着するとこんな感じ。ベルトはシリコン製の22mmで非常に肌になじみます。時計本体との装着部が特殊な形状をしていたPebble Steelとは違って、他の22mmのバンドに付け替えることもできるのも魅力的ですね。
また、本体自身も肌と接触する面の角はカーブしていて肌に刺さる感じがなく24時間つけていてストレスのないデザインになっています。僕が今回Pebble Time SteelではなくPebble Timeを選んだ理由は「24時間つけていられるか」というところにあり、Time Steelの場合だとメタルバンドがどう考えても肌に刺さり、また冬には金属製のため冷えるだろうという考えからTimeを選びました。
Color e-paperディスプレイ
「Pebble」としての機能は初代から着実に進化していますが、なによりも大きな進化はディスプレイのe-paperがカラー表示に対応したことです。ウォッチフェイスはこれまで以上にリッチな表現が可能になり、また通知や各機能も一目で分かりやすくなりました。
バッテリーは丸4日持つ
公称としてのバッテリー持ちは7日間となっていますが、僕がGmailやTwitterやLINEなどの通知を受けたり、ランニングや睡眠のアクティビティロガーとして24時間フルに使った環境では丸4日、つまり96時間でバッテリーは100%から10%へと減少していました。その後数時間で0%になりましたが、それでも時刻の表示だけはミニマルに持続していたので大したものです。
活動量計としても活躍
アクティビティログはアプリとしてはMisfitやJawboneのものが用意されていますが、それらのアプリをわざわざ起動することなく、常にバックグラウンドでログを取ってくれます。もうムーヴバンド2は必要なくなりました。
操作系はタッチパネルではなく物理ボタン
僕自身はAndroid WearもApple Watchも使ったことがないので、腕時計をタッチパネルで操作する感覚は知らないのですが、それは使いやすいのでしょうか?こちらは確かな指の感覚をもって、目をつぶっていても何の操作をしているか分かります。そう、 Pebble だからね。
実際の動作は以下の動画から
今回字幕付き動画にチャレンジしてみました(字幕というかメモですが)。実際動きはどんな感じなの?という疑問を持つ方もいらっしゃるかとは思いますので、ご覧になって確かめてみてください。
毎日の充電から解き放たれる時が来た
スマートフォンからの各種通知が受け取れます。歩数量や睡眠の質も測ることができます。それでバッテリーは4日間持ちます。あと測れるとうれしいのは心拍数と体重と血糖値くらいでしょうか?ちなみにPebbleはAndroidとiOSの両方に対応しています。毎夜充電を忘れると使い物にならないくらい、バッテリー残量を気にしなければならないリッチな機能を持ったスマートウォッチと、丸4日間フルに使っていてもバッテリーが果てないPebble Time。あなたはどちらが良いですか?
まあ、腕時計自体なくても毎日の生活には困らないと言えばそうなんですが。
(編集・校閲: 高橋ノゾム)