iPhone、戦地へ。 アメリカ陸軍、アップルから65万台のiOS端末を一括購入。

 革命的で魔法のような軍事革命(RMA)。しかも、信じられない台数で。そう、iPhoneならね。

 銃や戦車なら潤沢な米陸軍でも、まだまだ不足しているのが、個人の携行する情報端末。

 ペンタゴン(米国防総省)は、アップル社に65万台のiOSデバイスを発注しました。主にiPhone、iPad、iPod Touchです。この大口契約は、政府の歳出削減により、予算が一時は危ぶまれたものの、結局遅れつつも65万台全て購入する運びとなったようです。

 無人飛行機の空撮した映像の閲覧、スナイパーのライフルの弾道計算など、iOS端末の想定される利用シーンは多岐に渡ります。

 世界の先進国の軍隊は、情報における軍事革命(Revolution in Military Affairs)の渦中にあり、これもそうした軍の情報化の一環となります。これまで、米陸軍のこうした情報端末はBlackBerryがシェアを占めていましたが、Apple製品への転換が進んでいるようです。

 アップル製品が、我々の生活だけでなく、軍事を含む、あらゆる分野で革命を起こしていることを象徴するニュースと言えます。

追記:情報元に更新があったことをコメント欄で指摘をいただきました。

 Computerworldによれば、国防総省のスポークスマンから、報告書の内容について反論があったことが追記されました。

 現在、国防総省は60万台のモバイルデバイスを保有しており、そのうちAndroidは8700台、iOSは4万1千台、ブラックベリーは47万台であるとのこと。ブラックベリーは将来の配備計画の一部に含まれており、このうちブラックベリーをiOSに完全に置き換えられるとする情報元の報告書は誤りである、というのが国防総省の声明だそうです。

 企業向けの堅牢性が売りのブラックベリーですから、その点についてはBB10となっても当面評価されていきそうです。

情報元:electronista 経由:VB 写真引用元:WSJ

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