日本独自機能に対応したアルミボディの「HTC J One HTL22」レビュー

 KDDIは夏モデルとして「HTC One」の国内向けモデル「HTC J One HTL22」を正式発表しました。ラウンドした背面のアルミニウムのさわり心地がくせになる、高級感漂うモデルに仕上がっています。ワンセグ、赤外線、おサイフケータイなどの日本独自機能に対応。カメラの下に赤外線ポートが存在することを確認できます。

 カメラは400万画素と少なめですが、画素数が少ないことにより、画素あたりのサイズは大きくなり、光を多く取り込めるため、暗所の撮影能力は向上しています。スペックは以下の通りです。

OS Android 4.1 Jelly Bean
CPU Snapdragon 600 APQ8064T クアッドコア 1.7GHz
GPU Adreno 320
メモリ 2GB
ディスプレイ 4.7インチ(FullHD 1920×1080) 469dpi
カメラ Ultrapixel技術を搭載、実質400万画素程度 (インカメラ 約210万画素)
バッテリー 2300mAh 着脱不可
内蔵ストレージ 32GB
寸法 138 x 69 x 10.5mm
重量 157g 
その他 BlinkFeed, HTC BoomSound™, 赤外線, おサイフケータイ、ワンセグ

 Androidバージョンは4.1、カラーバリエーションには国際版にあった赤色がなく、白色と黒色のみとなっています。日本独自機能への対応のため、国際版よりも寸法が大きくなり、重量は143gから157gへと14g増加しています。前面にはHTCのロゴがあるのみで、KDDIのキャリアブランドのロゴはみられず、背面に小さくauと刻印されています。ここは好印象です。

 同じくアルミニウムボディで、国際版の赤、銀、黒のカラーバリエーションから彷彿させられるのは「XPERIA P」です。本モデルの欠点は、スピーカーが小さく右側面にのみにあったことです。音が片方から聞こえてしまう問題を抱えており、これは「XPERIA Z」も同様でした。

 しかしHTC J Oneは前面の上下二カ所に大きくスピーカーを配置することで、音の偏りを無くすことに成功しています。縦に持っても横に持っても均一な音で動画や音楽の再生を楽しむことが出来ます。 

 国際版からあまりデザイン性を損なわずにローカライズができていると思います。何か問題があるとすれば、バックキー、メーカーロゴ、ホームボタンという極めて特異なボタン配置でしょうか。ホームキーのダブルタップでアプリ起動履歴、ホームキー長押しでGoogle Nowが起動します。この点は、他のAndroidからの乗り換えで最も戸惑う点かと思います。iPhoneはホームキーのダブルタップでアプリ起動履歴、ホームキー長押しでSiriが起動するので、iOSに慣れ親しんだ人がAndroidに乗り換える上では、問題にならないかもしれませんね。

 トレンドである5インチ前後の大画面だからこそ、電源ボタンが上部にあるのもやや押しづらいかもしれません。購入前に、店頭デモ機などで感触を掴んでおきたいところです。

 発売予定は6月上旬以降、毎月割を考慮した実質価格は3万円台半ばとみられます。

情報元:HTC

au 2013年夏モデルを発表。的を絞った4モデルで勝負に出る。

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