今や「Windows Phone」から「Windows」までを統一する共通言語として知られるようになった「Metro UI」ですが、そのデザイン言語はいきなり誕生したわけではありませんでした。
そもそもMicrosoftは、今や懐かしい従来のモバイル向けOS「Windows Mobile」の延長上にある、互換性を引き継いだOSを開発していたはずでした。しかしiOSやAndroid陣営の前に為す術もなく敗退するWMを見て、過去10年のアプリケーション資産が動作する「Windows Mobile 7」ではなく、互換性を断ち切り、全く新しい現代に則した前衛的なOSを開発することに舵を切ったのです。
そんな開発中のUIの変遷のわかる動画を、MicrosoftがVimeoにアップロードしました。初期の開発コンセプトがどのように「Metro UI」「Windows Phone」へと進化していったかがざっくり把握できるようになっています。
確かに最初の方に出てくる画面は、WMのToday(待ち受け画面)やスタートメニューほとんどそのままですね。途中の何枚かは、偶然にもHTCのBlinkfeedやiida UI 2.0風です。
情報元:wmpoweruser