前回に引き続き、旧型Nexus7と新型Nexus7の違いをまとめていきたいと思います。前編をまだ読まれていない方は、まずそちらをチェックしてくださいね!
5GHz帯のWi-Fiに対応
Nexus7(2012)は5.0GHz帯のWi-Fi規格である(IEEE 802.11 a)に非対応でしたが、Nexus7(2013)では晴れて対応済みとなっています。また、デュアルバンドにも対応しているので、最大 300Mbsの高速な通信が可能となります。
高品位なステレオスピーカーを搭載
画像引用元:Nexus 7 2nd Generation Teardown – iFixit
Nexus 7(2012)の残念なポイントのひとつだったスピーカーが改修され、ステレオスピーカー(バーチャルサラウンドつき)になって返ってきました。スピーカーの品質は、ユーザ体験に直結するポイントなので、素直に喜べる改善です。よりタブレットで音楽が楽しめるようになりますね。
バッテリーの容量は減ったもののバッテリーの持ちは向上
Nexus7(2012)の4325mAh に対し、Nexus7(2013)は3950mAhと若干容量が減っていることがわかります。ただし、バッテリー持続時間は向上しているので、これらは採用しているチップセットの性能向上によるものが大きいのでしょう。
また、Android OS の進化も関係しているのかもしれません。
縦長になったもののベゼルがより狭く
7インチタブレットの良い点にホールド感(持ちやすさ)があるのですが、ベゼル(画面の横にある枠)を狭くすることで、横サイズを短縮、より持ちやすくなっています。
その代わりといっては何ですが、サイズは若干縦長に、ただし、奥行きは10.45mmから、8.65mmと約2mm薄くなっています。
LTE対応モデルあり
日本で販売されるか否かは未だ不明ですが、Nexus7(2012)が3G通信のみであったのに対し、Nexus7(2013)は高速な通信が可能なLTEに対応しています。
外出先でLTE回線をNexus7(2012)で使おうとすると、他の端末のテザリングを利用する他なかったので、これも非常に良い改善点ですね。
8GBモデルの廃止 ワイヤレス充電に対応
最初「あれ?Nexus7(2013)少し高くないか?」と思ったのですが、それも当然、Nexus7(2012)で最も廉価なモデルであった8GBモデルがラインナップから無くなり、最低容量が16GBとなりました。
リッチな動画コンテンツや、パソコンの代わりとして多くのデータを保存しようと思うと、やはり8GBでは足りなかったと言うことなのでしょうか。
また、ワイヤレス充電に対応することで、結構面倒くさいタブレット端末への充電をより気軽に行えるようになっています。
前編・後編を合わせて、新旧Nexus7の相違点をまとめてみました。さて、皆さんの購買欲は上がりましたか?それとも下がってしまいましたか?
情報元:Nexus 7 – Google
Google Nexus 7 Wi-Fiモデル 32GB
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