アジアのサプライチェーンに詳しい「EMSOne」は、台湾のHTC社が出資や身売りについて交渉中であることを、香港の新聞「星島日報」の話として報じました。
交渉先は、中国でのシェアを急速に拡大しつつある中国メーカーLenovoです。NECの携帯電話事業についてもLenovoが買い取る話がありましたが、こちらは結局流れています。
近年のHTCは競合他社や新興メーカーの勢いに押されており、第3四半期ではついに上場以来初の赤字を計上、シェアも大きく落ち込んでいました。
もし報道が事実であれば、非常に残念なところです。せめてThinkPadのように、Lenovo内でもHTCというブランドが残されてくれれば、少しでもファンの心が救われるかもしれません。
情報元:EMSOne