はじめにお断りしておきますが、このアプリは健康な時だからこそ少し面白く見えてしまいますが、インフルエンザに罹患し高熱にうなされながらやるものではありません。インフルエンザかなっと思ったら、お医者さんにかかり「用法及び用量」及び「使用上の注意」をよく聞き、安静にしてください。
さて本題です。インフルエンザ、そろそろ鎮火気味とはいえ大流行の年でした。ちょっと前まではタミフルやらリレンザがインフルエンザ治療のトレンドでしたが、近年は「イナビル」ってお薬が最強らしいです。
このイナビル、飲むお薬ではなく吸い込むお薬らしいのです。しかも、1回で治療が終わってしまうですと!? これは強そうですね。
しかし、吸い込むお薬ってあまりなじみがないので、それこそ高熱にうなされている時にいきなり「吸え」と言われても戸惑ってしまいます。あらかじめ知識としては知っておきたいものですよね。
そんな困ったときこそ、このアプリ。第一三共株式会社がリリースした「イナビル吸入ガイド!」でインフルエンザじゃないけどイナビルの吸引を体験してみました。
まずは、「イナビルの正しい吸い方」動画を見てみましょう。ピンクのパーカーがよく似合う物憂げな女の子が主人公の動画が始まり、薬の概要や細かな注意点を教えてくれます。
あら、つらそう。早くよくなってね。おかあさんも心配そうですね。ちゃんとお薬を吸入してますね。ふむふむ。
吸引レッスンをしてみる!
いよいよ「レッスン」です。「※iPhoneの場合は、口を付けずに吸入動作を真似てください」と注意書きがあります。
そう、やるのです。iPhoneで。音声ガイドに従ってiPhoneで真似てみましょう。
パーカー少女とうってかわってシュールさ全開のイラストにビビりつつ、ガイドの優しいおねえさんの声に少々照れつつも、iPhoneをトントンしましょう。iPhoneの加速度センサーが反応するぐらいしっかりと。すると「OK!」が出ます。そして……。
吸います!! いえ、吸う真似をします。iPhoneですから。
「からだを軽く前かがみにしながら——」
ーーえっ、そこまでやるの?
「いきをはいたらからだをおこしながら——」
ーーええっ、なんか思ってたのと違う
「吸うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
す、すぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!
めんくらってもたついていると、加速度センサーが反応しないので、ガイドのおねえさんが残念そうに、やれ「もっとかがめ」だの「もっと体を起こせ」だのと指導してきます。インフルエンザ治療シミュレーションの道はきびしいのです。ハンパな気持ちで取り組んではいけないのです。
いや、むしろおねえさんに指導されたい方は、どうぞ抵抗してください。インフルエンザってたいへんですね。健康には気をつけましょう
アプリのダウンロードはこちらから!
(画像引用元: 「イナビル吸入ガイド」DAIICHI SANKYO COMPANY, LIMITED)
(編集・校閲 高橋ノゾム)