米Amazonは、新型のビデオストリーミングデバイス「Fire TV」を正式に発表しました。
「Fire TV」は、スリムな黒いプラスチック製の筐体に、クアッドコアCPUと2GBの実行用メモリを内蔵。Amazonが主張するところによれば、Apple TVやRokuなどの競合デバイスよりも3倍高速であるそうです。アプリケーションはAndroidまたはHTML5ベース。移植や開発は容易なものと言えるでしょう。
UbiSoftやTakeTwo、Disneyといったゲームメーカーが名を連ねており、これは立派なゲーミングデバイスです。GameloftのAsphalt 8のデモも行われました。来月には1000以上のゲームタイトルが遊べるようになるそうです。なお、$39.99のゲームコントローラーを購入すると、Amazonコインが1000付いてきます。
HuluやNetflix、YouTube、Vimeoといった動画サービスを快適に閲覧可能です。この分野ではChromecastやApple TVといったセットトップボックとの直接対決が見込まれます。価格はわずか$99と、とてつもなく安いですが、それでもChromecastの$35よりは高いです。
Amazonの次なる主戦場はテレビとなりました。「Fire TV」は果たして消費者にどこまで受け入れられるのでしょうか。注目です。