Appleのモバイル向けOSの最新バージョンとなるiOS 7.1.1の配信が開始されました。公式にはTouch IDの認識精度向上など、いくつかのマイナーなバグフィックスが挙げられていますが、ZDNetはバッテリー消費量が減ったことを報告しています。
ZDNetのAdrian Kingsley-Hughes氏がiPhone 5を用いて行った、満充電から6時間経過後のバッテリー残量を見るというテストでは、iOS 7.0は74%であったのに対し、iOS 7.1にアップデート後は48%まで減ってしまう結果が出ていました。しかしiOS 7.1.1にアップデートすると、6時間を経過しても残量が76%あるなど、iOS 7.0の時よりも良い結果が出たそうです。
これまでにもiOSのアップデートは、電池消耗が激しくなるアップデートがしばしばあり、アップデートが配信されてもすぐに上げずに様子見しているユーザーもいるかと思います。しかし今回のアップデートでは、むしろ電池消費がマイルドになったという報告が国内外で上がっています。スマートフォンの品質に厳しいスマホ口コミ評価速報でも、改善したとの声が多いようですね。心配していた皆さんも、安心してiOS 7.1.1を適用してよさそうです。