KDDI は 2014/04/21 国内初のキャリアアグリゲーションの導入を発表しました。対応機種は2014年夏モデルから投入を予定しています。
キャリアアグリゲーションとは異なる周波数を束ねて利用することで、通信の高速化や安定化をはかる技術で、LTEの改良規格である LTE-Advanced でも導入が予定されており、KDDI は 2.1GHz帯の電波と800MHz帯の電波を同時に利用することで、理論値 150 Mbps の通信を可能とするとしています。
誤解を恐れずに端的な説明をすると「蛇口から花壇まで水を届ける2つのホース」があったとすると、従来は片方の蛇口を使うと、もう片方の蛇口からは水が止まり「片方からしか放水できない」ものでしたが、新技術によって上手ホースが束ねられ「ふたつの蛇口から同時に放水」することで「2倍の水量を花壇に供給可能になった」と思っていただければいいと思います。
当然、新しいホースに対応する蛇口と配水管が必要になるため、今夏対応モデルが投入される見込みです。