中国市場の第1四半期における、メーカー別シェアが発表されたと韓国メディア THE KOREA HERALDが報じました。
それによれば、中国Xiaomi(小米科技)は11%の市場シェアを獲得しており、シェア10%の米Appleを抜いた形となります。
なお、1位はシェア18%で韓国SAMSUNG、2位は12%で中国Lenovoとなります。3位がXiaomi、4位がAppleとなります。このすぐ後ろにCoolpadやHuawei、ZTE、OPPOといった中国メーカーがひしめき合っています。
また、調査会社TrendForceが発表した、世界市場における第1四半期のスマートフォンのメーカー別シェアによると、1位はシェア34.9%でSAMSUNG、2位はシェア13.6%でAppleとなっています。そして驚くべきことに、SONY MobileとXiaomiのシェアがそれぞれ4.0%で、同率3位となっています。
Xiaomiは、海外メディアから「東洋のApple」の異名で呼ばれる新興の中国メーカーです。コミュニティからユーザーの求める製品の仕様をキャッチアップし、ユーザー目線で作った高性能機種を、低価格で投入することでシェアを急速に拡大しています。
いずれも第1四半期の話ではありますが、中国市場でAppleを抜き、世界市場でもSONYに肩を並べたという功績は大きいでしょう。近々、よりハイスペックなフラッグシップモデルMi3Sを正式発表するとの情報もあります。今後もこの勢いを持ち続けることができるでしょうか。Xiaomiから目を離せそうにありません。