アプリの弱肉強食傾向がより顕著に?

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 ニールセンが米国のiPhone/Androidユーザーを調査した結果、この2年間(2011年第4四半期〜2013年第4四半期)でスマホの月間利用時間は65%アップ(18時間18分から30時間15分)と大幅な伸びを示しました。その一方、月間使用アプリ数は、23.3本から26.8本と、15%程度の伸びに留まっています。

 本当は元のグラフを貼りたいのですが、リンク禁止のようなので元のサイトを参照頂きながら以下読み進めて頂ければと思います。

 年齢層別のデータもあり、利用時間は調査対象中最も低年齢層の18〜24歳が37:06時間でトップ。アプリ使用数は25〜34歳が29.5本でトップでした。最も高齢層の55歳以上でも、使用時間21時間21分、使用アプリ数22本ということで、一日平均40分程度スマホを利用している事が分かります。

 アプリのジャンル別使用時間伸び率のデータも公表されており、これによると最も著しい伸び率を示したのがPhotographyで、月間利用時間26分から1時間1分と、131%もの伸びを示しています。これはこの1年間でいかにスマホで写真を撮る、楽しむ文化が定着したかを現していると言えます。

 絶対的な時間数では昨年度も今年度も変わらず、検索・ソーシャルがトップ。一方、エンターテイメント(動画・音楽鑑賞、ゲームを含む)が前年比71%の伸びを見せ、検索・ソーシャルに肉薄しています。国内ではまだ盛り上がっていませんが、特に米国ではSpotifyやNetflixなど、サブスクリプション型のサービスが市民権を得ている事が背景にあると思われます。

ユーザーが起動するアプリの数には限度がある?

 今回の調査結果で注目すべきは、利用時間がこれだけ延びているにも関わらず、内容の変動こそあれ、ユーザーは一定数以上の数のアプリは使用しない傾向があると分かったことでしょう。勝ち組のサービスにユーザーが集まり利用時間も増えるという、弱肉強食度が高まっていると言えるかも知れません。

 その反面、月に26本ものアプリを起動していると言う事は、新しいアプリもそれなりに試していると思われます。そのチャンスを得た際にいかに勝ち残るか(そのジャンルで抜きん出るか)、そして勝ち続ける為にいかに継続的な改良を続けるか、がポイントとなりそうです。

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