これまで有料だったNOTTVに、無料視聴可能なチャンネルが登場しました。 こうした方針転換は、2015年からスカパーやフジテレビ、アニマックスといった会社が新規参入することを受けてのもの。
NOTTVは400円(税別)の有料3チャンネルのみが提供されていましたが、今月1日よりチャンネル構成が有料2チャンネル(NOTTV 1, 2)と無料2チャンネル(NOTTV 3, 4)の計4チャンネルに変更。
これにより、早速NTT docomoから販売されているNOTTV対応のスマートフォン/タブレット端末からの視聴が可能となっています。NOTTV 3は旅番組など独自のもの、NOTTV 4は日テレなどのニュースが流れていました。
NOTTVは、NTT docomoの子会社mmbiが、テレビ放送の地上デジタル化によって空いた「V-High放送(モバキャス)」の周波数帯を使い展開するモバイル向けテレビ放送。これまではアニメやスポーツ、AKB48のファンといったややコアな層が想定されていました。
これが国を挙げた「地デジ化」で空いた周波数を使って放送し、NTT docomoの併売や家電量販店で「指定オプション」として付けられ、加入者が水増しされてきた現実はいかがなものかと感じていましたが、無料放送の登場や新規事業者参入といった一連の流れは喜ばしいところ。今後の展開に注目していきたいです。