LINEのアカウントが乗っ取られ、その乗っ取られたアカウントがやや不自然な日本語でiTunesカードを経由した送金を促してくるというケースが多数報告されています。
こうしたアカウント乗っ取りについて、国内Twitterユーザーが、乗っ取り犯に直接中国語で問いただしたところ、犯人は中国に在住しており、LINEの社員がアカウントを売買しているとの回答が返ってきました。
乗っ取り犯にどうやって他人のアカウントにログインしてるの?って聞いたら、中国のLINE社員(とおぼしき人)が日本人のアカウント売ってて、それを買ってるって
— がじぇぺい (@gadget_pei) 2014, 7月 29
@livein_china ありますよ、このへんですねー。スクショでは公司だけになってますが、このあとLINEの社員から買ったのものであると確認してます。 pic.twitter.com/CptwZtEotl
— がじぇぺい (@gadget_pei) 2014, 7月 29
これについて、ITMediaによると、LINEは「中国にはLINEの拠点はないので、そのようなことは不可能」として否定。中国市場への展開は韓国にある子会社(LINE Plus Corporation)が行っているそうです。
LINE傍受疑惑を含め、ここまで重要な問題とされているのは、今や1企業の運営するに過ぎない「スマホアプリ」が、我が国のライフラインと化しているからと言えるのかもしれません。PINコードの設定やパスワードのこまめな変更といった自衛措置で対処せざるを得ないのが現状です。