Amazon.co.jpは、ブラウザ上でKindleの電子書籍を閲覧できる「Kindle Cloud Reader」の提供を発表しました。
これまでWindowsやMacでは、日本国内ではKindle閲覧手段が正式に提供されていませんでした。これによりKindleを楽しめる端末に、iOS / Androidに加えて、OS XやWindowsを搭載したPC、タブレット端末が正式に加わることになります。Chromeからアクセスするとエクステンションも提供されます。
今後はブラウザからAmazon.co.jpにログインした状態で、read.amazon.co.jpにアクセスすると、手持ちのライブラリーの本にアクセスすることができます。これらは各プラットフォームのアプリ、KIndleと同期されており、どこまで読み進めたかもクラウドに同期されているため、家で読みきれなかった本を、出先の休憩や移動時間に読み、また家で続くを読破する……といった一連の行動をシームレスに繋ぎます。
プレスリリースにもある通り、コミック・雑誌が見開きで、大画面のディスプレイ・モニターで表示可能な点は、新しい読書体験の可能性を感じられる反面、(洋書を除く)活字は非対応となっていました。