ドバイ警察、グーグルグラス配備 顔認識機能で犯罪者識別へ

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 アラブ首長国連邦 ドバイの警察は、Google Glassを配備する意向であることを海外メディアNETWORKWORLDが伝えました。Google Glassは、カメラやWi-Fiを内蔵し、視界上に情報を投影するウェアラブルデバイスで、OSにはAndroidベースのものが用いられています。

 配備の目的は、迅速な犯罪者の識別にあります。犯罪者の顔の情報を集積したデータベースにアクセスできる、ドバイ警察独自のソフトウェアが開発されているとのこと。例えば自動車の検問で、装着した警察官はウィンクをすることで、手や声を使わずにカメラのシャッターを切り、その写真をデータベースが自動的に犯罪者と照合してくれるわけです。

 法執行者の「視界」を後方の指揮系統に伝送し、コンピュータで分析し、適切な結果・命令を再び前方へと送る。このようなフローをシームレスに実現可能なウェアラブル端末は、法執行機関にとって魅力的なものと言えるでしょう。ドバイの交通警察に配備された後、刑事にも配備される模様です。

 ただし、ひとつ問題点として、顔認識技術はGoogle Glassの開発者ポリシーによって禁止されているということです。少なくともアプリケーションストアで配布するわけではなく、ドバイの警察が勝手に作っているソフトをインストールするに過ぎないので、Googleにはそれを止める術は無さそうではあります。

 このような公的機関のGoogle Glass導入事例としては、試験的導入ではありますが、米軍が模索していることも明らかとなっています。

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