MicrosoftとSamsungが、両者の提携の拡大を発表しました。提携拡大により、Microsoft社製のソフトウェア、Office 365がいくつかの機種にプリインストールされます。
既にSamsungはGalaxy S6 / S6 edgeの発表に際し、MS製のソフトウェアOneNote / OneDrive / Skypeをプリインストールすることを明らかにしており、実際のソフトウェア上でも確認されています。
今後登場するいくつかのAndroidタブレットには、これらのMS製ソフトに加えて、Office 365のアプリケーション、Word / Excel / PowerPointもプリインストールされるとのこと。今年、SamsungはGalaxy Tabシリーズの最新モデルをリリースすることが噂されているので、それらが該当してくる物と考えられます。
さらにMicrosoftは、DELLやPegatronなど複数のメーカーとも提携、各社のAndroid端末にもWord / Excel / PowerPoint / OneNote / OneDrive / Skypeをプリインストールするそうです。
こうした提携拡大の背景には、Windows Phone OSのシェア低迷も関係しているものと推察できます。MS製ソフト・サービスを普及させるプラットフォームとしてのモバイルOSに、Androidも積極的に加える作戦なのでしょう。Office 365は全ての機能を使うためには月額課金が必要となるため、Androidへのプリインストールが、MS全体としての収益強化に繋がることを期待できます。