WikileaksにSonyの内部文書が大量に公開されました。これらは2014年にSony Pictures Entertainmentが大規模なハッキングを受けた時、ハッカーらが流出させたもの。
その中にはSony Mobileが開発中の次期Xperiaに関する情報も含まれています。流出したファイルは「デザインBond.pdf(874.1KiB)」、作成日時は2014年10月2日。以前、台湾経由のリーク情報にあった青色のカラーでしょうか。
以前流出したメールの添付ファイルのものと同一に見えます。Xperia Z3そっくりですが、Z3と異なる点として、下部にmicroUSB端子が確認できます。
続いてこちらは白と黒。「Xperia i1-4」との文字が見えます。
Xperia Z1の内部型番は「i1(Honami)」と伝えられていましたので、当てはめると以下の通りになりそうです。
- Xperia Z1: i1
- Xperia Z2: i1-2
- Xperia Z3: i1-3
- Xperia Z4(Z3 Neo?):i1-4
これらは最新機に至るまで、ガラスで挟み込んだ、上下対称のオムニバランスデザインと特徴的な電源ボタンが継承されています。
しかしこのファイルには続きがあります。i1ではなく、Yの内部名称で呼ばれているものです。
Xperia Z3は側面四隅がプラスチックでいまひとつですが、こちらは完全に金属のようです。斜め上から見ると、アルミのラインがアルファベットのYに見えます。
ベゼルは上下とも狭く、電源ボタンも横長になるなど、デザインが大きく変化しています。ViziLeaksが「Xperia Z4は指紋認証センサー搭載」とリークしていましたが、この「Y」の電源ボタンの形状なら、指紋認証機能があっても違和感が少ないですね。
仮にi1-4がXperia Z3 Neoであるとすれば、この内部型番「Y」は、真のXperia Z4に。もしi1-4がXperia Z4であるとすれば、「Y」はXperia Z5(または別の名称)で登場することになるのかもしれません。もちろん、Yが単なるデザインコンセプトどまりで終わるという可能性もあります。(現時点ではi1-4に近い実機の画像しかリークされていない)
4月20日以降、Sony Mobileが国内向けの新製品を発表する見通しであり、期待したいところです。