The Registerが報じたところによると、ドイツ連邦検察局の検事総長は、米国家安全保障局(NSA)の独メルケル首相に対するスパイ行為疑惑に対して、捜査を打ち切ることを明らかにしました。
元NSA職員のエドワード・スノーデン氏の暴露によれば、NSAはメルケル首相を始めとする各国首脳の通話を盗聴していたと報じられ、米独の外交問題と化しました。オバマ大統領は、同盟国にスパイをしないということに同意をしていないとも述べており、スパイ行為を否定も肯定もしていません。
連邦検察庁は今月4日より刑事捜査に着手したと発表しており、事態の進展が気になるところでしたが、早くも捜査打ち切りとなっています。この理由については、スパイ行為の証拠が不十分であるとしています。やはりスノーデン氏の暴露だけでは不足しています。また、検察はNSAから証拠を引き出すことにも失敗していることも要因となっています。
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