VAIOなど国内3社の統合報道について、各社が反応

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 VAIO・富士通・東芝各社のPC事業が統合すると、日本経済新聞が報じたのは既報通り。

 この件について、富士通と東芝がプレスリリースを発表。どちらも「当社から発表したものではない」「公表できる段階になれば速やかに公表する」と共通してお決まりの内容となっています。本当に何らかの検討が水面下で行われている可能性こそ否定しないものの、まだ正式発表ではない、という場合の定型句です。本当に事実無根であれば、もっと強く否定するものです。

 これに対し、ITProによれば、VAIO広報は「その事実は一切ない。2社から声がかかったという事実もない」と回答しており、日経の報道を強く否定しています。

 これらを読み解くに、富士通や東芝のPC事業なら、別にどうなろうがあり得る話だと思いますので、両社は何らかの動きを検討しているのだと思います。日経の報道が仮に事実であるとして、両社にはメリットのある話です。

 しかしVAIOは既にブランド力もあり、ベンチャーのような小回りの効く体制となったことで、VAIO支持層やクリエイターの要望に応えられる面白い製品が続々と出つつあります。これで再び大所帯に戻ってしまうと、分社化した意味がありません。私も、富士通東芝の廉価機にVAIOロゴが乗るようになったら、もうVAIOは買いません。

 まあ、強いて言うなら今のVAIOの弱みはその調達力の弱さですので、他社と共同調達など、部分的な提携を模索しているということであれば、大いにありえるでしょう。しかし完全に統合という話だと、お荷物を押し付けられるようなものですから、VAIO側は拒否するだろうと思います。

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