Canonical は Ubuntu Phone のハイエンドモデル Meizu Pro 5 Ubuntu Edition の予約開始を告知しました。販売価格は約41,000円(369.99ドル)で、Meizu公式サイトから予約可能です。
Meizu は中国に本拠地を置くスタートアップ企業。通常は Android OSを 自社でカスタムした Flyme OS を搭載したスマホを販売しており、 Meizu Pro 5 Ubuntu Editionのベースとなった、Meizu Pro5 もすでに販売されています。
Meizu Pro 5 Ubuntu Edition の主な仕様は以下の通りです。
ディスプレイ | 5.7インチ FullHD(有機EL) |
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チップセット | Exynos 7420(オクタコア) |
RAM | 3GB |
内蔵フラッシュメモリ | 32GB |
カメラ | 背面: 約 2116万画素(位相差AF) 前面: 約 500万画素 |
OS | Ubuntu Touch |
ハードウェアは文句なしにハイスペックで、デザインもしっかりとしています。CPU も高速で RAM も潤沢なため、モニタに接続してデスクトップライクな使い方をしても、サクサクと動きそうですね。
ただ、モバイルOSとしての作り込みはまだ未知数で、ハードウェアの性能を最大限に生かせるかどうかは未知数と言えます。
Meizu は過去にも、Meizu MX4のUbuntu Editionを販売するなど、Ubuntu Phoneの販売には意欲的な姿勢を示しており、今回はその流れに乗ったものと考えられます。
先日はUbuntu Touchを搭載したタブレットBQを発表しており、徐々に、Ubuntu Touchを搭載した製品が増えつつあります。コアなUbuntuファンの方や、他とは一風違ったスマホをお求めの方は是非。