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SIMフリー版iPhoneが一斉値下げ。その理由は円高か、それとも……?

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 Appleは、Apple StoreにおいてSIMフリー版iPhone SEの価格を値下げしました。全容量それぞれ、およそ5千円程度安くなっています。

  • 16GBモデル:4万7800円 (消費税込5万1624円)
  • 64GBモデル:5万9800円 (消費税込6万4584円)

 さらにSIMフリー版iPhone 6s / 6s Plusの価格はおよそ6千円~9千円、SIMフリー版iPhone 6 / 6 Plusもおよそ7千円~9千円下がっています。ちなみに購入から14日以内なら差額請求可能

 これまでiPhoneを取り扱う携帯各社は、日本におけるSIMフリー版の価格と、遜色ない程度の値付けをしてきました。現時点では各社これに追従する動きはないものの、今後何らかの値引きやキャンペーンを打つ可能性はあります。

 iPhone SEは、販売開始直後から需要に供給が追いついていない状況でしたので、決して「売れていないから値下げした」というわけではなさそうです。

 理由は2つ考えられます。1つ目は、まずは為替レート。単純に昨今の円高を反映したのではないかという可能性です。

 2つ目は、総務省介入の影響という可能性です。Appleは携帯各社に過酷な販売ノルマを課しており、これまで携帯各社は既存ユーザーの通信料を原資に、iPhoneを「実質価格」と「キャッシュバック」で叩き売ってきました。しかし、その両者に行政のメスが入ることで、携帯各社は廉価販売を自粛しつつあります。これで携帯各社はAppleからの安売りの要求を、「お上にやめろと言われている」と跳ね除ける免罪符を手に入れたとも言えます。キャリア版iPhoneの販売数は減ることが予想されます。

 一方で、SIMフリー市場は堅調で伸びしろを見せています。SIMフリー版iPhoneを低価格で販売して、波に乗ることで、減少必至のキャリア販売数を補填する、という目論見もあるかもしれません。

 今回の値下げにより、SIMフリー版iPhoneを購入するかどうか迷っていた人にとっては朗報と言えそうです。

 ちなみにiPhone SEを購入するなら、複数台使いこなしているような玄人を除いて、基本的には64GBモデルがおすすめです。

情報元Apple Store
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