GearBestさんより7インチのWindows 10パソコン「GPD Pocket」を提供していただいたので、まずはファーストインプレッションから。
化粧箱はマットな質感で、GPDのロゴは金色。この化粧箱の蓋、マグネット軽くひっついているので、空ける時の感触がいい感じに重たいので、高級感を醸し出すのに一役買っています。
Huawei Mateシリーズも黒い化粧箱でしたが、中華圏のメーカーでも最近はかなりこだわっていますね。
左側に格納されているのは充電器。
ACアダプターとUSB Type Cケーブル。日本のコンセントにも刺さるのですぐに使えます。
右側に格納されているのがGPD Pocket本体。アルミニウム筐体で高級感があります。
小さく凝縮されたMacBookといったテイスト。価格帯とサイズを考えると加工の出来は非常に良いと思います。立て付けの悪い部分などはありません。
インターフェイスは右側面部に集中。USB Type C、microHDMI、3.5mmイヤホンジャック、USB 3.0と並んでいます。
開閉。
キーボード。英字キー配列をベースにちょっと変則的に変更したもの。このサイズにしてはキーストロークは確保され、打鍵感もなかなか。十分実用範囲ですが、ソフトウェアカスタマイズは必要です。(次回の記事で詳細に言及します)
このトラックポイント、実はThinkPad互換だったりします。わざわざマウスを持ち歩くのも面倒なので、トラックポイント搭載はアド。簡単に着脱できます。
せっかくなので、引っかかりのない、より優れた本家のドームキャップへと換装。
画面は静電容量方式のタッチパネル。念のため、指紋が付く前にさっさと液晶保護フィルムを貼り付け。PDA時代からお世話になっているOverLayにしました。
サイズ感。Nintendo Switchよりちょっと大きい。
14インチのLenovo ThinkPad X1 Carbonよりも圧倒的に小さい。
公称重量480g、実測重量503g。ここにAtom Z8750/実行メモリ8G/128GBストレージ/WIndows 10/実用的なフルキーボードが詰まっているのは、むしろ軽いのでは?
ノートPCだとACアダプターがかさばるのに対し、モバイルバッテリーやUSB Type Cといったスマートフォン用の軽い充電機器で済んでしまうのもアド。
このカテゴリ自体が斜陽だったのですが、モバイルの技術の進歩によって、久しぶりにいい製品が出てきたと感じます。しばらく愛用しているのですが、個性的で面白いデバイスです。
使い勝手やスペック、カスタマイズ関連など、複数記事を公開しますので、お楽しみに。