「なんでもスマホ決済」が普及し、キャッシュレス社会化が急速に進む中国。
そんな中国の湖南高速道路でもスマホ決済が導入されたと、2月5日に長江消息網が伝えました。
湖南省高速道路管理局岳陽管理処は、以下のように話しています。
「生活方式の変化にともない、現金を持たずにスマホで決済する現象が、日々普遍的になってきている。湖南省高速道路建設開発総公司としては、支付宝、微信、銀聯などの決済プラットホームと協力して、通行料金のQRコード決済プロジェクトを、全省の高速道路料金所で随時推進する」とのこと。
もちろん中国の高速道路でもETCは使用されており、いちいち料金所で停まる必要のあるスマホ決済よりもETCの方が便利そうなものですが、ここでのスマホ決済は「現金からの置き換え」という扱いなのでしょう。
近いうちに、「スマホ決済できないものを探す方が難しい」ということになりそうですね。
編集部雑感:キャッシュレス化が進み、あらゆる場所でQRコード決済の利用できる中国では、むしろ高速道路でだけQRコード決済できない方が不自然か。クレジットカードを持っていない人や、わざわざETCを導入するほど高速道路には乗らない人にとっては、便利かもしれない。 |
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