Microsoftは、米国で「Surface Headphones」を発表しました。米国価格は350ドル程度。これは日本国内向けには当初「投入未定」とアナウンスされていました。
特に事前リークもなく突然発表され、しかもなかなかクールなヘッドフォンで気になるところでしたが、日本Microsoftの明らかにしたところによれば、日本国内では「2019年投入予定」とのこと。価格は未公表。同時にMicrosoftはSurface Pro 6とSurface Laptop 2も発表しています。(別記事)
Surface ヘッドフォンは40mmの大口径ドライバ-ユニットを搭載。さらに4つのビームフォーミングマイクと、4つのアクティブノイズキャンセリングマイクを備えることで外部の音を取り込み、強力なノイズキャンセルを実現しています。操作性はSurface Dialゆずりで、イヤーカップを回転させることで、音量調節・ノイズキャンセル調節が可能。ノイズキャンセルは13段階。タッチで再生/停止も。装着感も操作性も良好でした。ヘッドフォンの着脱によって自動再生オン/オフも。
接続はBluetooth、3.5mmオーディオジャック、USB Type C。デジタルアシスタント「Cortana」にも対応します。SiriやGoogle Assistant対応のオーディオ機器が急激に増加する中、Microsoftの対抗の一手と言えそうです。
このほか、一体型PC「Surface Studio 2」も2019年1月に国内発売するとしています。こちらは28インチ(4500×3000)液晶、第7世代Core i7、GeForce GTX 1060/1070搭載のクリエイター向け仕様となっています。前モデルの今一つな仕様を着実に改善してきた印象です。SurfaceペンやSurface Dialを自宅やオフィスでゴリゴリ使いそうなクリエイターというとMacやWacomなどの製品を既に愛用している印象ですが、これらにどこまで侵食できるのかも楽しみなところです。