Amazonは、Kindle(無印)の最新モデルを発表、予約受付を開始しました。カラーは白と黒。発売日は2019年4月10日。
ディスプレイは6インチ、密度167ppi、容量は4GB。新たにフロントライトを搭載します。
Kindleシリーズは、より上位のKindle PaperwhiteやKindle Oasisなどにはフロントライトが搭載されていましたが、安価なエントリーモデルのKindle(無印)にはフロントライトが非搭載だったので、画期的な進化です。
普段私達がスマートフォンで利用している有機ELや液晶は、自発光ないしバックライトで画面内容を表示してるため、長時間見ていると目が疲れてきます。これとは対称的なのがKindleシリーズの採用するE-Ink、電子ペーパーで、発光しないので長時間の読書にも向いているというわけですね。
周囲が明るければ画面内容が見えます。紙と同じですね。つまり有機ELの苦手な日中屋外の太陽光下は、むしろ電子ペーパーの方がはっきりくっきり見えるというわけです。
一方で夜、真っ暗な部屋では、紙と同様に画面は見えません。そこで、Kindleシリーズの中上位モデルは、フロントライトで照らすことで画面を見えるようにしているのです。夜の読書も捗ります。Kindleエントリーモデルは安い代わりに夜の読書を諦めていたわけですが、今回登場した新モデルならそれも可能というわけです。
価格は広告なしモデルが1万980円、広告ありモデルが8980円となっています。