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N国代表の立花孝志議員、NHKに放送受信契約書を提出。

 「NHKから国民を守る党(N国)」の代表である立花孝志参議院議員は、8月8日、参議院会館の事務所に設置したテレビの受信契約締結申し込みの件と、NHK上田良一会長に面会要請をしていた件で、渋谷のNHK放送センターを訪問しました。

 立花孝志議員が録音録画をしながら14時ちょうどに訪問したところ、NHK側は施設内の管理権に基づいて録音録画はできないと断ってきたとのこと。

 14時4分にNHK側が退去を求めてきたため、不退去罪や建造物侵入罪にあたる可能性がゼロではないことから、14時4分に警察官の臨場を要請。警察官が到着するまでの間、放送受信契約の契約書を提出。NHK側は普段から契約書の受領書を発行しないため、この提出を確認する証拠として提出の様子を撮影したとしています。

 受信契約書は提出できた一方、NHK会長への面会は拒否との書面回答。

 受信機を設置した以上は受信料契約を締結する義務が放送法に定められているものの、受信料を支払うこと自体は法律に定められているわけではないとし、契約をした上で不払いを実行するとしています。つまり不払い前提で受信契約を締結したというわけ。

 また、NHKは受信契約締結率を8割程度と公称していますが、残り2割が払わないことの負担を8割が背負わされる形になっているとの主張を展開。それに従えば、立花議員の支払うNHK受信料の2280円/月の料金は、本来その8割の1824円/月であるべきとし、10月を目処に債務不存在確認訴訟を提起予定。さらに返金訴訟も呼びかけていきたい意向を示しました。

 NHKから国民を守る党は、参議院選挙でNHKスクランブル化を公約に掲げ、約99万票の得票で参議院の1議席を獲得。今後は直接民主主義を掲げ、自民党に対抗し得る政党にしたいと語ります。8月13日には総務省に届け出を行い、政治団体から正式に政党へと昇格する見通しとなっています。

 なお、国会議員でありながらNHK受信料不払いについて公言する立花孝志議員に対してNHKが適切な処置を取らない場合、松井一郎大阪市長、吉村洋文大阪府知事、国民民主党玉木雄一郎代表は自治体・党として不払いすることを示唆しているため、今回の立花孝志議員の不払い前提のNHK受信契約締結によって、政治の世界で不払いが広がる可能性があります。NHK側が裁判などを通じて支払いを求めるのかどうか注目されます。

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