今年発売されるiPhone 12シリーズの一部のモデルは、120Hz駆動のディスプレイを搭載することになるかもしれません。情報源は、海外メディアXDA-developersのライター、Max Weinbach氏。
同氏によると、iPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxの二機種は、120Hz駆動のPro Motionディスプレイを搭載するということです。この120Hz駆動のPro Motionディスプレイは、2017年以降のiPad Proにも搭載されているものです。
通常のスマートフォンのリフレッシュレートは60Hzなので、リフレッシュレートが120Hzとなると、二倍滑らかに描写することができるようになります。一方でリフレッシュレートが上がると僅かに電気消費量も上昇してしまうため、AppleのPro Motionシステムでは、表示するコンテンツによって60Hzと120Hzを切り替えられるようになるとのこと。
また、iPhone 12シリーズは5G通信にも対応すると予測されていますが、5G通信も電力消費量が増えることになります。そのため今年展開されるiPhone 12シリーズはバッテリー容量を増えることになるとも、予測されています。
Appleは今年、iPhone SEの他に、4つのiPhoneを投入すると言われていますが、120Hz駆動のディスプレイを搭載するのは、前述した上位モデルのiPhone 12 Pro・iPhone 12 Pro Maxの2機種のみになるようです。
その他に、iPhone 12シリーズに搭載されることになるA14 Bionicチップは、スマホに組み込まれるチップとして初めての5nmプロセスのチップになるとみられています。この5nmプロセスのチップを搭載することで、パフォーマンスに加えて、電力消費効率も改善することができるとみられています。
また、第2世代iPhone SEのリリース日について、Max Weinbach氏と同じ日付を予想し、的中させたJon Prosser氏によると、次期iPhone 12シリーズのスペックは以下の通り。
画面 | メモリ | チップ | カメラ | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|
iPhone 12 アルミ筐体 |
5.4型OLED BOE製 |
4GB | A14, 5G | 二眼 | 128GB:$649 256GB:$749 |
iPhone 12 Max アルミ筐体 |
6.1型OLED BOE製 |
4GB | A14, 5G | 二眼 | 128GB:$749 256GB:$849 |
iPhone 12 Pro ステンレス鋼 |
6.1型OLED Samsung製 120Hz |
6GB | A14, 5G | 三眼 +LiDAR |
128GB:$999 256GB:$1099 512GB:$1299 |
iPhone 12 Pro Max ステンレス鋼 |
6.7型OLED Samsung製 120Hz |
6GB | A14, 5G | 三眼 +LiDAR |
128GB:$1099 256GB:$1199 512GB:$1399 |
iPhone 12シリーズは2020年秋以降に正式発表される見通しです。
どれが気になる?
— 📱すまほん!!5G📶 (@sm_hn) May 11, 2020
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