厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、COVID-19接触確認アプリ「COCOA(COVID-19 Contact Confirming Application)」で陽性者と接触した疑いがあるという通知が来た人全てに対して、検査を行うよう全国の自治体に通達しました。
これまでSNS上では、COCOAの「陽性者と接触」通知が来ても保健所がPCR検査を拒否するケースや、保健所がそもそもCOCOAの存在を把握していないといったケースが、多数報告されていました。
しかし今回、厚生労働省は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に基づく、新型コロナウイルス感染症に係る行政検査の対象となる者として、症状の有無や濃厚接触者該当か否かを問わず、COCOAの通知を根拠として検査するよう通達しています。
また、陽性者通知を受けたCOCOA利用者は、検査費用の負担を本人に求めないとのこと。
COCOAは8月21日時点で1416万件のダウンロードを突破。陽性登録者は360件となっています。今回の通達により、よりCOCOAのインストールが意味あるものとなり、ダウンロード数のさらなる増加が期待されます。そろそろNHKの放送画面上にQRコードを表示して、一般国民を呼び込んでもいい頃合いではないでしょうか?