著名リーカーのIce universe氏は、次期Galaxy Sシリーズは、最上位モデルの「Ultra」以外のモデルでフラットスクリーンを採用するとの情報を、自身のTwitterでリークしました。
The three products in the Samsung Galaxy S21 (S30) series are designed with four sides of equal width. Among them, S21 and S21+ are 2D screens, and S21U is a curved screen.
— Ice universe (@UniverseIce) October 21, 2020
今回リークされた情報からは、次期Galaxy SシリーズにもGalaxy S20シリーズと同じ様に S21・S21+・S21 Ultra (名称はS30の可能性あり)の3段階のモデルがあり、そのうちS21・S21+では2Dスクリーン、いわゆるフラットスクリーンが採用されるということがわかります。また、3段階のモデル全ての画面幅は同じになるともされています。
サムスンは、同社が2014年に発表した「GALAXY Note Edge」から、フラッグシップシリーズに長年にわたって曲面ディスプレイ(通称エッジスクリーン)を採用してきました。「Galaxy S6 Edge」では、世界で初めて画面の両端にエッジスクリーンを搭載するなど、Galaxyのフラッグシップシリーズの大きな特徴としてこれまで搭載され続けてきました。
しかし、最近のSシリーズ・Noteシリーズでは徐々に曲面のサイズが縮小しており、同社最新の「Galaxy Note20」シリーズでは、上位モデルのUltraにのみエッジスクリーンが搭載され、無印モデルではフラットスクリーンが採用されています。
これに関して、サムスン関連の情報に定評のあるSamMobileは、「次期Sシリーズにフラットディスプレイの搭載を望むか」について、ユーザーへのアンケートを行いました。すると約1700件の回答が得られ、そのうち約44%がフラットスクリーンの搭載を望んでいることがわかりました。エッジスクリーンの搭載を望んでいるユーザーは全体の約22%であったことから、多くのユーザーがフラットスクリーンの採用を望んでいることがわかります。(もちろん、SamMobileを熱心に読んでいるGalaxyファンの意見ではあるので、実際の一般ユーザー全般の趣味嗜好とは乖離はあるかもしれませんが)
SamMobileはこの結果から、「エッジディスプレイを搭載しているためにGalaxy端末を購入しているという人はほとんどいない」と結論づけた上で、多くのユーザーがSamsungの最新技術を利用するためにエッジスクリーン搭載を容認するしかなかった、との見解を示しています。
次期Galaxy Sシリーズには、この他にもSペンが搭載されるといった噂や発売時期が早くなるといった噂などが流れています。それらの噂の多くは、これまでのSシリーズには搭載されてこなかった機能などの噂がほとんどであり、次期Galaxy Sシリーズが大きく変化する可能性に対して多くの注目が寄せられています。