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ずっと待ってた。SIMフリー版「Xperia 1 II(フロストブラック)」初インプレ

 Sonyが発売したSIMフリースマートフォン「Xperia 1 II XQ-AT42」を購入、発売日である本日に届きました。

 選択したカラーはフロストブラック。マットなすりガラス調ですべすべした手触りの良い質感。指紋自体はつくけれど目立たないといったところ。滑りやすさによってホールド感は若干落ちているので、保護ケースの着用を推奨します。私はつけませんが。

 旗艦Xperiaの国内SIMフリーモデル、どれだけ待ったことか。携帯キャリアの販売する劣化版ではなく、本気のモデルが欲しいとどれだけ待ち焦がれたことか。数量の出るキャリア版を一切やめろという話ではなく、SIMフリー版も欲しいというだけ。たったこれだけの願いが叶うまでに、長い年月がかかりました。ようやくです。

 待ち焦がれたファンが多いだけあって、それに恥じぬ仕様を持ちます。FeliCaを搭載しおサイフケータイに対応しながら、デュアルSIM仕様を両立します。早速、通話SIMとMNOの5G契約SIMを挿し、おサイフケータイを初期設定しました。

 基本的な仕様はこれまで使ってきたキャリア版Xperia 1 IIと同じ。

 Zeiss Tスターコーティングのカメラなど基本仕様を継承。SoCはSnapdragon 865 5G Mobile Platform、電池容量は4000mAh。この薄型筐体の割には二層基盤で合理的に部品を詰め込んでおり、6.5インチで情報表示量が多い割には幅が狭く持ちやすい筐体を気に入っています。

 ただでさえプロポーションが良いのに、側面も背面もサラサラ。この筐体、とにかく美しいに尽きます。

 キャリア版からスペックアップ。実行メモリは8GBから12GBに、ストレージ容量は128GBから256GBに。AnTuTuスコアは微増し55万点超え。

 その数字自体はどうでもよくて「大幅にスペックダウンされていない」というのが本質で、実使用上のメリットは「本体ストレージに保存先が限定されたPhotography ProやCinematography Proを思う存分利用できる」ということだと思います。これだけ素晴らしい、こだわったアプリがあるのに、毎回毎回半減したストレージのキャリア版で不便を強いられるのは意味不明でした。

 側面部には電源ボタン内蔵指紋認証センサー。側面部もマット。指紋は背面以上に目立ちません。

 キャリア版の発売からあまりにも遅すぎるとは思いますが、SIMフリー版の発売自体は素晴らしいことです。今後も継続的に、より早く取り組むことを願います。

 ハイエンド、FeliCa、デュアルSIM、国内正規SIMフリー、次世代通信。長年待ちわびた理想の機種だけに、メイン機として使っていきます。

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