3月16日に中国Vivoのサブブランド、IQOOから「Vivo IQOO Neo5」が発表されました。
SoCにはSnapdragon 870を搭載。Snapdragon 865 Plusの後継に相当し、総合的な性能ではSnapdragon 888に劣るものの単コアの動作周波数は最大3.2GHzと、Snapdragon 888の2.84GHzを凌駕するSoCです。メモリはUFS3.1の8/12GB。
バッテリーは4400mAhで66Wの急速充電に対応。30分で満充電が可能としています。1月に発表されたハイエンドスマートフォンのIQOO 7は、2000mAhのバッテリーを分割し搭載することで最大120W充電を可能にしていましたが、こちらはコストカットのためか分割していないようです。
画面は6.62インチ有機ELのフルHD+で、リフレッシュレートは60Hzと120Hzを切り替えることが可能。IQOO 7と同じくゲーム向けの1000Hzのインスタントタッチサンプリングレートに対応しています。SoCの高速性と相まって非常に俊敏な反応を見せてくれることかと思います。
Wi-Fiアンテナは本体側面および本体上下に搭載。画面の向きによって信号がブロックされることがないように工夫がなされています。もちろん5Gにも対応。
カメラは4800万画素メイン+1300万画素広角+200万画素白黒の三眼構成となっています。HDRでの撮影に対応しており、さらに二重露光の画像も作成可能。インカメラは1600万画素。
二重露光のほかにも古い写真の修復や隠しカメラの検出などの機能を搭載していますが、個人的には最初少し面白がってその後一切使わなくなるような機能だなと感じます。
本体色はブラック、クラウドブルー、ピクセルオレンジの三色。ただ、写真で見る限りはブラックは紺色に近いような印象を受けます。また、ピクセルオレンジのみ最近の中国製スマホに多い、本体背面に文字を入れる加工がなされています。
価格は実行メモリ8GB/ストレージ128GBのモデルが2499元(日本円で約4万1000円)、同8GB/256GBのモデルが2699元(同4万5000円)、12GB/256GBのモデルが2999元(約5万円)です。IQOO 7と比較して2万円ほど安くなっています。
Vivo IQOO Neo 5は今月中に中国国内での市場投入が予定されています。
OS | Origin OS for IQOO (Android 11) |
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SoC | Snapdragon 870 |
メモリ | 8/12GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.2型AMOLED 20:9(2400×1080)、HDR10+、 120Hzリフレッシュレート、1000Hzインスタントタッチサンプリングレート |
カメラ | 4800万画素+1200万画素超広角+200万画素白黒 |
インカメラ | 1600万画素 |
電池 | 4400mAh |
寸法 | 163.34×76.37 ×8.43 mm, 196g |
その他 | 66W急速充電、NFC、画面内指紋認証、顔認証 |
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