KDDIは、一般社団法人渋谷未来デザインや一般財団法人渋谷区観光協会とともに、2021年5月25日より仮想空間「バーチャル渋谷」を拡張、「原宿」新エリアを提供すると発表しました。
自宅からスマートフォンやPC、VRデバイスを使って参加することができるバーチャル渋谷。各プラットフォーム向けのclusterアプリを用いて参加できます。5月19日にオープンし、2020年にハロウィンやクリスマスを実施。50万人の来訪者に恵まれたとのこと。
バーチャル渋谷1周年を記念し、ポップカルチャーやファッションを特徴とする原宿を追加。原宿に場所を構えるアパレルブランドと共にECサイトを展開。
ECの決済は完結し、購入も単なる2Dメニューではなくリアル店舗のように購入できるUI。決済手段は幅広く対応予定。
再現するエリアは神宮前交差点。バーチャル渋谷同様、実際の街の映像から3Dモデリング。
渋谷はバーチャルとリアルが分離しているがこれを融合、バーチャルによって現実を拡張していくというものを目指している、しかしコロナ禍でなかなかリアルに誘導は難しい、まずはECで融合を実現するといいます。
渋谷区長の長谷部健氏は、新しい文化を育む循環のある街、生まれ育った地元でもあるので楽しみであるとし、地域の人も巻き込んでいきたいと挑戦への意気込みを語りました。
あわせてバーチャル原宿スペシャルサポーターとしてきゃりーぱみゅぱみゅさんが就任。区長が任命書を渡す就任式もあわせて実施されました。
イベント「バーチャル原宿 au 5G POP DAY OUT 2021」も開催。2021年5月25日から5月31日まで。