中国メーカーOPPOは、「OPPO Reno 7 5G」とその上位モデルに当たる「OPPO Reno 7 Pro 5G」、新たな廉価モデルの「OPPO Reno 7 SE 5G」をそれぞれ発表しました。前世代のOPPO Reno 6シリーズからシリーズ構成が見直され、「Pro+」が消滅しています。
OPPO Reno 7 Pro 5G
OPPO Reno 7 Proは、Reno 7シリーズの最上位モデル。SoCにMediaTek Dimensity 1200 Maxを搭載する、ハイエンドスマートフォンです。実行メモリは8GBまたは12GBから選択可能で、内蔵ストレージは256GBのみ。バッテリー容量は4500mAhで、65Wの急速充電に対応します。
ディスプレイは、リフレッシュレート90Hz駆動に対応した、6.55インチの有機ELディスプレイを搭載。画面内指紋認証センサーを備え、解像度は最大1080pです。
カメラ部は、一部にSonyとOPPOの共同開発「猫の目」カメラを採用。リアカメラは、メインカメラにSonyの1.56型 IMX766を採用。画素数は5000万画素で、そのほかに超広角カメラと200万画素のマクロカメラを搭載しています。
本体カラーはブラック・ゴールド・ブルーの3色。カメラ部側面は通知LEDの役割を持っており、通知や着信が来るとカメラ部が光ります。最近のスマートフォンの多くは、画面占有率の拡大によって通知LEDが排除されつつあるだけに、これは嬉しいポイントです。
OPPO Reno 7 5G
OPPO Reno 7 5Gは、上位モデルとの差が少ないのが特徴。SoCにSnapdragon 778Gを採用し、実行メモリは8GBまたは12GB、内蔵ストレージは128GBか256GBから選択可能です。ディスプレイの差異もサイズのみで、6.43インチの有機ELディスプレイを搭載。また、バッテリー容量も4500mAhと、こちらもProと同じ。なお、急速充電は60Wになります。
カメラは、6400万画素のメインカメラと、800万画素の超広角、200万画素のマクロカメラを搭載しています。
OPPO Reno 7 SE 5G
OPPO Reno 7 SE 5Gは、Reno 7シリーズで新登場した最廉価モデルです。
SoCには、ミドルレンジ向けのMediaTek Dimensity 900を採用。OPPO Reno 7無印と同じ、6.43インチの有機ELディスプレイを搭載するほか、バッテリー容量も4500mAh。実行メモリは8GB、内蔵ストレージは128GBまたは256GBと、低価格モデルながらも上位機種に近い構成となっています。
リアカメラは、3200万画素のメインカメラと、どちらも200万画素の広角・深度測位カメラを備えています。
発売日・価格
これら3機種は、先行して中国国内で販売されます。なお、詳しい発売日についてはまだ発表されていません。
「OPPO Reno 7 Pro 5G」の価格は、実行メモリ8GBモデルが3699人民元(約6万5700円)、12GBモデルが3999人民元(約7万1000円)。「OPPO Reno 7 5G」は、実行メモリ8GB+内蔵ストレージ128GBの最小構成で、2699人民元(4万8000円)。「OPPO Reno 7 SE 5G」は2199人民元(約3万9000円)からとなります。
スペック
Reno 7 Pro 5G | Reno 7 5G | Reno 7 SE 5G | |
---|---|---|---|
OS | Android 11・ColorOS 12 | ||
SoC | Dimensity 1200 Max | Snapdragon 778G | Dimensity 900 |
メモリ | 8/12GB | 8/12GB | 8GB |
容量 | 256GB | 128/256GB | 128/256GB |
画面 | 6.55型 (1080 × 2400) | 6.43型 (1080 × 2400) | 6.43型 (1080 × 2400) |
カメラ | 広角:5000万画素 超広角:画素数不明 マクロ:200万画素 |
広角:6400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
広角:4800万画素 マクロ:200万画素 深度:200万画素 |
インカメラ | 3200万画素 | 3200万画素 | 1600万画素 |
電池 | 4500mAh | 4500mAh | 4500mAh |
寸法 | 158.2 × 73.2 × 7.5mm, 180g | 156.8 × 72.1 × 7.6mm, 185g | 160.2 × 73.2 × 7.5mm, 171g |