台湾ADATAのゲーミングブランドであるXPGは、コンセプトを製品としてSSDを内蔵したゲーミングマウス「XPG VAULT」を発表しました。
発表された内容によると、このマウスはUSB-Cにて接続、内部には最大読み込み速度985MB/sの1TB SSDが内蔵されており、いくつかのゲームを簡単に持ち運んでプレイすることができるとしています。ゲームの持ち運びができる時代がこのような形で再びやってくるとは思いもしませんでした。マウス自体の性能やストレージのメーカーなど詳しいスペックは明らかになっていませんが、後者は母体であるADATAのものを採用するとみて差し支えないでしょう。
またTHE VERGEによると、XPGは来年1月5日からのCES 2022に出展するようで、ブースへの訪問者はXPG VAULTの重さや応答性などを体感することができるようです。SSDを搭載した分重量の増加は避けられないはず。そういった懸念すべき点がどの程度影響しているのかはその時点で明らかになりそうです。
発表時期や価格についても公表されておらず、そもそも投入されるかどうかも不透明といったところでしょうが、持ち運ぶ必要のあるガジェットが一つ減るというのは純粋にメリットも大きいはず。続報に期待したいです。