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PayPayで運転免許証も「ICチップ利用・最短即日」本人確認に対応。キャッシュレス事業者として初

 キャッシュレス大手のPayPayは、本人確認の方法として、新たに運転免許証のICチップを利用した認証への対応を発表、2022年4月20日より開始しました。

 運転免許証に搭載されているICチップを利用した本人確認に対応するのは、PayPayが業界初となります。

 従来までは、運転免許証の撮影や本人の個人情報をユーザーが入力する必要がありましたが、運転免許証のICチップ読み取りに対応したことにより、それらが不要に。

 さらに、以前まで審査に3日から1週間かかったものが、最短申し込み当日に審査完了するとのこと。利便性だけでなく、時間短縮にもつながります。

 運転免許証のICチップを利用した本人確認を行う際には、スマートフォンを用いて運転免許証のICチップを読み取るほかに、運転免許証にあらかじめ設定されている4桁・2組の暗証番号の入力、顔写真の撮影が必要となります。なお、サービス開始時には、先行してAndroid搭載端末に対応。近日中にiPhoneにも対応するとのこと。

 現在の資金決済法では、事前チャージ式の決済手段に限り、現金での払い戻し禁止を前提として、本人確認の義務が課されていません。そのため、全てのキャッシュレス決済サービスでは、本人確認をしない限り、現金として引き出せる形での送金等が利用できないようになっています。

 キャッシュレス決済サービスを含めた、本人確認を必要とするほとんどのサービスにおいては、マイナンバーカードもしくは運転免許証を用いた、オンラインで全て完結するeKYC(electronic Know Your Customor)が主流。マイナンバーカードは、ユーザーの入力を必要とする情報が少ない、審査がスピーディ、など、多数のメリットがあります。しかし、2021年12月時点では、普及率は4割程度であり、まだ所持していないユーザーも多いのが現状。

 逆に、運転免許証は、基本的に所持率が高いものの、従来の方法では本人確認に時間を要するほか、基本情報を入力する必要があり、マイナンバーカードと比較すると利便性に欠けていました。

 今回のICチップによる本人確認への対応により、マイナンバーカードを所持していないユーザーでも簡単かつ素早く本人確認を行うことができるようになり、ユーザーの壁が低くなりました。今後、他社決済サービスでの対応にも期待が高まります。

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