韓国のLGエレクトロニクスが、元スマートフォン工場の改修を進めていることが判明しました。改修後は、EV(電気自動車)向けの充電装置を生産する模様。NotebookCheckなど、複数の海外メディアが報じています。
LGは現在、テスラなど多くの企業にEV向けのバッテリーを供給しており、シェア率は世界第2位に達しています。
改修後、工場で生産する充電装置は、2023年にスーパーやショッピングモールといった場所に設置する計画とのこと。細かい時期は不明ですが、結構早い展開ですよね。
また、韓国メディアのThe Bellは、LGが今後EV部門を拡大し、ケーブルやコネクター、制御ソフトウェアを含む統合充電ソリューションを展開することを計画中と報じています。
今回の工場改装は、アップルのEV計画「Apple Car」に関連する可能性があります。LGは以前からiPhone用の部品供給を同社に行っており、その提携の延長で、EV用の部品を提供することが考えられます。
ちなみに、あまり情報が出ない「Apple Car」ですが、実は先日ブルームバーグが、2026年に発売が延期すると報道。完全自動運転は諦めて、高速道路での自律走行機能のみを提供する計画にシフトするそうです。
この仕様だと正直、かなりスケールダウンした印象ですが、自動運転ってやっぱり色々ハードルが高いんでしょうね。