テスラは、同社の電気自動車のソフトウェアアップデートを発表しました。主に快適性向上にフォーカスされています。
今回の目玉機能はSteamへの対応。すでに数千のゲームを提供しており、動画内ではCyberpunk 2077をプレイしている様子が描かれています。対象は高価なModel SとModel X、それも新しいモデルに限定されているようですが、これはRDNA 2世代のGPUが搭載されているのがこれらのモデルのみであるから、という理由でしょう。
Steam is here—bringing thousands of games to new Model S & X vehicles 🎮 pic.twitter.com/PDzjtefv7A
— Tesla (@Tesla) December 13, 2022
くわえて、Apple Musicに対応するようになったとのこと。すでにSpotifyやYouTubeは利用できたため、さらに利用できるサービスが拡充された形。
これ以外にも実用的な機能が追加されており、キャビン内のカメラからZoom通話を発信したり、車内に残した犬の様子をカメラで確認したりできるように。
View the cabin camera from the Tesla app while using Dog Mode or Sentry Mode to keep an eye on your puppy 🐶 pic.twitter.com/yyeyfF5XTd
— Tesla (@Tesla) December 13, 2022
また、アメリカらしいといえばアメリカらしい、ふざけにふざけまくった機能もしれっと追加。追加された「ライトショー」はその名の通りの機能。Twitterではオールド・ラング・サイン(蛍の光)のアレンジに合わせ、10台を超えるであろうテスラ車が同じタイミングでライトを明滅する動画が投稿されています。
Schedule your own Light Show on multiple vehicles simultaneously to create your own orchestra of light pic.twitter.com/mJdUcBmXLm
— Tesla (@Tesla) December 13, 2022
また、以前Twitterで話題になった、「道路がレインボーになり音楽が流れる」イースターエッグに関するとみられるアップデートも。株価の下落が心配されているテスラですが、この調子ならまだまだ大丈夫、と思ってしまいますね。