Microsoftは、2023年2月14日に配信したMicrosoft Edgeのアップデートによって、Windows 10におけるInternet Explorerの機能を完全に無効化しました。
Internet Explorerの機能が完全に無効化されたのは、企業向け長期サポート版や中国政府版を除くWindows 10。Internet Explorer自体は、2022年6月に最後のIE 11のサポートが終了していたものの、まだソフトウェアとしては利用可能となっていました。
アップデート後は、Internet Explorerを開くと強制的にMicrosoft Edgeにリダイレクトされます。なお、Internet Explorer向けに作成されたWebサービスは、引き続きMicrosoft Edgeの「IEモード」を使うことで閲覧可能。
Microsoftは、2015年のWindows 10発表から約8年もの間、Internet Explorerの廃止に向けて、Edgeへの移行の案内やサポート終了のアナウンスを行ってきました。今回のアップデートで、一般のユーザー向けInternet Explorerはその長い歴史に終止符を打ち、その役目を完全にEdgeへ明け渡すことになります。
立体から平たいアイコンになった時、戻るボタンが大きくなった時、まだ幼かった筆者にとって、IEが非常に新鮮であったことを記憶しています。その後、Chromeダウンローダーになってしまったことは言うまでもありませんが、それでも、少しの間お世話になったIEには感謝の気持ちでいっぱいです。さようなら、IE。
I can’t believe someone in South Korea went to the trouble of commissioning a tombstone for Internet Explorer just so they could kill it a second time with the most vicious roast you’ll ever see pic.twitter.com/5xpePtoPkN
— Cian Maher (@cianmaher0) June 17, 2022