Samsungが、プロジェクター機能を搭載したスマートウォッチの特許を出願したことが、ウェアラブル端末関連の情報に詳しいWareableの調査によって判明しました。
情報によると、Samsungが2023年2月2日に米国特許商標庁へ新たに出願したのは、「Wearable Electronic Device Including Projection Display(投影型ディスプレイを含むウェアラブル端末)」というタイトルの特許。
申請された特許の書類には、「スマートウォッチの本体側面に投影式ディスプレイを備え、本体に隣接する表示領域に情報を表示するように設計された」デバイスについて述べられています。
本体に隣接する表示領域とは、手首を指すものであると考えられ、実際に特許資料内にもイメージ図が添付されています。また、投影される映像には、本体のメインディスプレイとは異なる情報が表示される可能性があるとも述べられており、メッセージアプリで受信した画像や動画を手首に表示するなど、様々な使い方がありそうです。
投影は、2列に並べられたLEDとレンズを介して行われ、手首表面の様々な角度で表示できるように設計されています。
なお、これらはあくまでも特許の一つに過ぎず、これらの技術を搭載したデバイスが、すぐにユーザー向け製品に採用される可能性は限りなく低い点に注意が必要です。