エレコムが開発したヘッドセット「ノイズリダクションヘッドセット」が、Makuakeに登場しています。
これはその名の通り、ノイズリダクション機能が搭載されたヘッドセット。デザインは割と普遍的なオーバーヘッドタイプながら、周囲のノイズをカットして自分の声だけを通話相手に届けるという機能が内蔵されています。
Web会議では「周囲にいる人の声や騒音が通話相手に聞こえてしまう」ということがありがち。その問題を解消するため、「ノイズリダクションヘッドセット」は2つのマイクを搭載しています。1つは使用者の口元に寄せる通話用マイク。もう1つはイヤーカップ外側に設けられた環境音を拾うマイクです。ここで拾った環境音をDSP(Digital Signal Processor)処理して、最終的に使用者の声だけを相手に送るという仕組みです。
最大35dBのノイズ軽減を実現すると開発者は主張しています。これが本当なら、Makuakeのページにも書かれている通り「地下鉄車内の様な騒音下(80dB)で話していても、相手にはまるで静寂な図書館内(45dB)で話しているかのよう」な環境になります。
Makuakeの出資者向けに用意されている製品は2種類。両耳タイプと片耳タイプです。重量は両耳タイプが約63g、片耳タイプが約46g。どちらも耳の左右は問わず、マイクのマウントを回転させることでどちらの向きにも対応できる設計です。
この製品は無線式ではなく有線式で、ケーブルの半ばにリモコンがついています。音量、マイクのON/OFF、ノイズリダクションのON/OFFをこのリモコンで操作できます。インターフェースは汎用性の高いUSB-A。ダイナミック型ドライバーの大きさは30mm径とあります。
Makuakeでは両耳タイプが1万2700円、片耳タイプが1万2300円からの出資枠が用意されています。出資者への製品配送は3月末。