Xreal社(旧Nreal)は、ARグラス「XREAL Air」向けの新型リモコンデバイス「XREAL Beam」の販売を開始しました。価格は1万6980円(税込)です。
「XREAL Beam」は、他のデバイスからのビデオ入力を「XREAL Air」上のSpatial Display(空間ディスプレイ)に出力するデバイス。
バッテリーの連続使用時間は、約3.5時間。USB-Cポートを2つ搭載し、充電と再生を同時に行うことが可能です。「XREAL Air」と「XREAL Beam」だけで映像・コンテンツの閲覧が可能とのこと。
またスマートフォン、PCへの無線接続のほか、ゲーム機器などへの有線接続にも対応します。少しわかりにくいですが、下記イメージ画像のように動作するみたいです。ARグラス向け「Google Chromecast」って感じの製品ですね。
「XREAL Air(旧Nreal Air)」は、レンズ部分に映像などを表示できるAR(スマート)グラスです。
スマートフォンと接続して使う仕組みで、専用ARアプリ「Nebula」を使って、YouTubeを視聴したり、Webブラウザを使用したりできます。「XREAL Beam」の登場で、同デバイスがよりパワーアップしたと言えるでしょう。
Meta Quest 2が一応の“覇権”を握るVR領域とは異なり、ARデバイスは2023年現在「これ!」という製品がまだ出ていません。
ARは少なくないコンテンツがスマホで体験可能であり、これが専用デバイスが普及しない要因の一つかと思われますが、そろそろ“AR元年”なんて呼ばれるぐらい、世間を驚かせる製品が登場してほしいところです。