AndroidのOSアップデート期間はメーカーや機種によって異なり、多くのメーカーは最大2年、AQUOS R8シリーズは3年、Galaxyならミドルハイクラス以上の多くの端末が4年間(4回)を公約しています。そんな中、比較的長期間サポートを行っていたGoogleが、次のPixel 8シリーズよりさらに長いサポートを公称するようです。
9to5Googleによれば、Pixel 8/8 Proでは5世代のOSアップデートをサポートするとのこと。セキュリティアップデートの期間は示されていませんが、これまでのPixelはすべて3世代OSアップデート保証であり、かつ5年というのはPixel 6シリーズ以降のセキュリティアップデート期間と同じなため、着実な進歩を遂げることになります。
同サイトは、GoogleはTensorを独自製造チップへ転換する動きを見せており、また独自チップであればNvidiaのTegra X1/X1+を搭載したNvidia Shieldのように、長期間のサポート期間を実現できるとします。
依然として、「端末を長く使う」という観点からすればiPhoneに圧倒的な優位性があります。まもなく配信されるiOS 17は、2018年9月販売開始のiPhone XR/XSも対象。また2015年のiPhone 6sはいまだにセキュリティアップデートが配信されています。
Googleは最近、「#BestPhonesForever」と銘打った一連のCMを展開しています。これは擬人化(?)したiPhone(のように見える、ケースをつけて絶対にリンゴマークを出さない端末)とPixelのやり取りから、バッテリーシェアや無料VPNなどPixelのセールスポイントをアピールするといった内容です。
単にiPhoneの何かを貶めるだけの動画ではないものの、たまに「誰かLightningの充電器を持ってきて!」とか「あなた(iPhone)にはブルーバブル(iMessageで、iPhoneから送信したメッセージが青に)があるじゃない」といった皮肉たっぷりな発言も飛び出します。この動画では対等な立場をとりますが、Pixelにとって突かれれば痛いであろうこういった点をしっかり潰せば、このCMもより一層説得力が増しそうです。