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噂:iPad mini 7、「あの仕様」がようやく解決へ?

 まもなく発表されてもおかしくない「iPad mini 7」は、現行モデルで盛んに伝えられていた、ユーザー体験に悪影響を及ぼすあの仕様が改善されているかもしれないようです。

 2年前に発表されたiPad mini 6は、筐体のデザインを大幅にアップデートし、iPad Airライクな現代的な見た目になって好評を博しましたが、販売後早いタイミングから、いわゆる「ゼリースクロール」という問題を報告するユーザーが多数発生していました。

 ゼリースクロールはディスプレイの制御基板の位置に起因するもので、画面左右で描画タイミングがずれることにより、縦持ちしてスクロール時にひどい違和感を覚えるもの。多くの端末に触れ、目が肥えているのではという断りは入れておきますが、弊誌編集長も常用は厳しいと評価しています。

 しかし、Appleはこの症状をあくまでも仕様であると表明。ゼリースクロールによる対応はしない姿勢をとっています。

 ところがWeiboの刹那数码氏の投稿によると、iPad miniの次期モデルでは、画面の組み立て方法を変更することにより、ゼリースクロールが先代ほど顕著に表れないとのこと。

 ゼリースクロール自体は割と起きやすい現象ですが、iPad Airでは画面の制御基板が縦持ち時に上部に来るようになっており、縦にスクロールする際はほとんど気にならないようです。iPad mini 6は画面の制御基板が左側にあり、左右で描画タイミングがずれてしまっていましたが、これをiPad Airと同じタイプにすれば気づきづらくなるでしょう。

 これ以外に、リフレッシュレートを上げることで気づきにくくする方法もありますが、Airにすら120Hzリフレッシュレートが登場していない現在、miniが先に高駆動というのも考えづらいです。

 iPad mini 7のアップグレードされた箇所はあまりないようで、iPad Air 6とともにイベントなしで発表されるのではないかと言われています。唯一の高性能かつ小型タブレットとして、円安さえどうにかなれば何も言うことはないのですが……

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