Lenovo傘下FCNT合同会社は、NTTドコモ向けのarrows We F-51Bに対し、ソフトウェアアップデートの提供を開始しました。
OSバージョンがAndroid 12からAndroid 13へと更新されます。ビルド番号はV50RD66BからV69RD35Jになります。
FCNTは経営破綻し、修理や新規アップデートが終了。キャリア販売端末は故障時には基本的には修理ではなく交換対応となっていました。
しかし香港に本社を置く大手パソコンメーカーLenovoによって買収。FCNTの資産をFCNT合同会社に譲渡する形で再建が決まりました。これによりFCNTはレノボグループモバイル事業グループの子会社となっています。
auやSoftBankはarrows WeをAndroid 13にアップデート済みでしたが、ドコモのみAndroid 12止まりのままでした。
今回のOSアップデートはセキュリティパッチレベルが2023年2月になっており、経営破綻前に準備していたものと思われます。
このほか、arrows N F-51C向けのAndorid 14アップデートも準備しているものとみられます。